BUDX TOKYO全プログラムが決定 - Tokyo - Mixmag
Tokyo

BUDX TOKYO全プログラムが決定

パネルやパーティのラインナップをチェック!

  • In association with BUDX
  • 21 August 2019

MixmagとBUDXが贈るイベント・シリーズの第4弾が間もなく開催。8月29日から31日まで、パネル・ディスカッションやワークショップ、パーティに溢れた3日間のため東京へ。

BUDXは、音楽とカルチャーの分野で活躍する世界中のクリエイティブな才能にスポットライトをあてる目的で、Mixmagとバドワイザーが運営するグローバル・プログラム。これらのイベントを通して、各都市が誇る最高の音楽、アート、技術、ファッション、映画などの文化的なホット・スポットを紹介する。革新的で丁寧にキュレートされた講演、マスタークラス、展示、ビジュアル・アート、パフォーマンスなどを通して、クリエイティブなリーダーたちに輝く場を提供する3日間、東京・中央区のCROSS DOCK HALL HARUMIにて間もなく開幕。

BUDX TOKYOの全プログラム一覧は以下からチェック可能。BUDXTOKYOチケット申し込みはこちらから

写真展

藤代冥砂「90 Nights」

ライブや日中のパネルセッションに加え、BUDX TOKYOでは、日本を代表するフォトグラファー藤代冥砂による写真展を3日間に渡り開催をする。「90 Nights」と題された展示は、芝浦GOLDや西麻布YELLOW、渋谷CAVEなど、80年代後半から90年代前半に人気を呼んだ東京のクラブやバーで撮影された写真を中心に、日本のクラブカルチャーの黎明期を切り取った内容となっている。

コラボレーション

GUCCIMAZE

GUCCIMAZEとして知られる日本人アーティストのYuta Kawaguchiは、インディペンデントなグラフィックデザイナー、アートディレクター、そしてグラフィックアーティストとして、鮮やかかつ濃い色を活用しながらユニークで独特なタイポグラフィなどのグラフィックな制作物を手がけている。キャリアを通して需要の高いアーティストであり、Nicki MinajやPost Malone、Fetty Wap、FLYING LOTUSなどにデザインを提供。さらに、ファッションブランドのロゴ制作やグラフィック提供、カタログや書籍、CDジャケット、ウェブサイトなどの出版物関連のデザインなど、総合的なクリエイティヴディレクションをすることでも知られている。

Day 1
8月29日

昼の部

90年代東京クラブシーンの歴史探訪

日本には豊かなダンスミュージックの歴史がある。新しく独創的なモチーフを国内外に幅広く浸透させ後世に多大な影響を与えたYellow Magic Orchestra、繊細でソウルフルなハウスのスタイルを確立したSatoshi Tomiie、ターンテーブリズムの発展に寄与したDJ Krush、Soichi Teradaなどチップチューンのパイオニアたち、そして世界クラスのテクノアイコンFumiya Tanakaなど。ここでは、伝説のナイトクラブYellowの元オーナーにして、現在はVISION、Contact、Bridgeなどのオーナーを務め、20年以上に渡り東京クラブシーンを牽引してきた村田大造氏とともに、ダンスフロア志向の音楽の進化に迫る。またゲストトークに藤代冥砂氏を迎え、東京のクラブカルチャーに火がついた経緯を振り返る。

Day 1
夜の部

Mura Masa(DJ)
ANARCHY
WILYWNKA
Leon Fanourakis

Mura Masa

ガーンジーで生まれ、ロンドンを拠点に活動するミュージシャンMura Masaは、「Love$ish」や「What If I go」などのヒットを通して、業界トップの声をさらなる高みへと持ち上げられることを実証済み。若干23歳にして、多岐にわたるプロダクションで、グラミー賞のノミネーションや数々のヘッドラインアクトを獲得していることでも知られる。 また、A$AP RockyやDesiignerなどの作品を手がけて以来、ヒップホップ界の重鎮たちが真っ先に話を持ちかけるプロデューサーの1人に急成長している。

ANARCHY

ジャパニーズ・ヒップホップ界で最も成功したラッパーの1人であるANARCHYは、日本において同ジャンルの中心人物として、止まる所を知らないシーンの勢いを何度も目撃してきた。出身は京都。これまでに6枚のスタジオアルバムをリリースしており、その名前が訴えかけるように、ANARCHYは暴走族の一員だった思春期時代から生涯を通して、反体制のスタンスをとってきた。ラップに挑戦をしようと思ったきっかけは、キングギドラのメンバーZeebraの存在が大きく、ラッパーとして活動をスタートしてからは、日本のヒップホップ界の中心で存在感を放ち続けている。現在は、自身の 「1%(ONE PERCENT)」レーベルを通して若手・気鋭タレントの育成にも力を注ぐ。

WILYWNKA

WILYWNKAは2011年の日本のテレビ番組「高校生ラップ選手権」で見出され、テレビデビューを果たして以降、地元・大阪で多くのファンを習得。2017年には「ラップスタア誕生!」で再びテレビに登場し、ファイナリストまで勝ち進んだ。2018年に「1%(ONE PERCENT)」と契約し、2018年に初のフルソロアルバム『SACUL』をリリースした。

Leon Fanourakis

若干20歳のラッパーLeon Fanourakisの音楽キャリアは、幼少の頃にスタート。2014年に初めてのフェス出演を果たし、「高校生ラップ選手権」「ラップスタア誕生!」の大会で優勝。2018年には「1%(ONE PERCENT)」と契約を交わし、2019年6月、初のフルソロアルバム『CHIMAIRA』をリリースした。

Day 2
8月30日

昼の部

ストリートウェアとファッションで革新を続けるD.I.Yデザイナー

数十年に渡り、東京のファッションデザイナーたちは、グローバルな活動を繰り広げトレンドセッターであり続けた。そして今日、世界のファンション業界は次なるストリートウェアのトレンドを見出すために、アーティストたちが東京を中心に、D.I.Yの美学を持ちながら、クリエイティヴなの境界線を広げ続けている。そんな”東京”の外では、グローバルで活躍するDJ/プロデュサーのMijaが、D.I.Y精神を元に、数々のトレンドを取り入れたユニークなスタイルなオリジナルのファッションブランドを展開中。トークショーでは、Mijaと日本のファッションデザイナーに、彼らのクリエイティブな側面について話を聞く。

Day 2
夜の部

Mija
Seiho
80KIDZ

Mija

2014年に、Skrillexとボンナルー・フェスティバルに出演し、シーンに登場したロサンゼルスを拠点に活動するMijaは、今日のダンスミュージック界にて最もダイナミックなアーティストの1人に成長した。 Major LazerやDJ Snakeのリミックスを手がけ、 GhastlyやVindataともコラボ経験のあるMijaのサウンドは、特定ジャンルの枠に囚われることを拒否する。そのスタイルは、彼女が主催する “異なるタイプのアーティストを集め、互いにインスピレーションを与え会い、安心して自己表現ができる場を提供する”といった目的で開催されているパーティ「FK A Genre」で顕著に出る。近年では、「Made By Mija」というアパレルの会社も立ち上げ、ますます多面的なアーティストとして活動を繰り広げている。

Seiho

Seihoは、日本のミュージシャン、作曲家、プロデューサー兼DJであり、レーベル「Day Tripper Records」の創設者でもある。ジャズやR&Bの影響を受けたオルタナティブなベースミュージックで世界中のメディアから注目され、国内外様々な場面で、オリジナル且つ熱いパフォーマンスを行い人気を不動のものにしてきた。 海外では、Disclosure、Flying Lotus、Toro Y Moiなどトップクラスアクトのサポートを行ってきたことも記憶に新しい。

80KIDZ

2007年に結成し、初期のリミックスが成功を収め話題を呼んだエレクトロニックデュオ80KIDZ。2009年にリリースされた、デビューアルバム『This Is My Shit』は賞賛され、2ndアルバム『Weekender Warrior』は、2010年に日本でアルバムNo.1にも輝いた。ツアー回数も多く、フジロックをはじめとする日本の代表的なフェスでも数多く出演、定期的なリリースも欠かさない。

Day 3
8月31日

昼の部

日本メディアカルチャーの未来にスポットライトを

多面的なメディア・プラットフォームを持つ、「Lute(https://lutemedia.com)」が日本のカルチャーを未来へと牽引するのに一役買っている。Luteはソーシャルメディアを使い、先進的なカルチャー系コンテンツを各種放送し、日本在住の視聴者に向けメディアの吸収を促進している。「FUZE(https://www.fuze.dj)」も同様のビジョンを掲げるWEBサイトだ。ここでは、それらのプラットフォームを築き上げたリーダーたちに登壇して頂き、日本の文化を今後どのようにして推し進めようとしているのか、各々の取り組みについて話をしてもらう。

日本の革新的なミュージック・ビデオ:過去、現在、未来

日本は、世界でも有数の画期的なアートの産出地としても知られている。その中で、日本のミュージックビデオの監督たちが革新的で、エキサイティングな手法で実験を重ねているのはごく当たり前のことなのかもしれない。関根光才という映像監督は、レンズとフィルムを通して、音楽を見せるユニークなスタイルを紹介し続けてきた。ここでは一連のアーティストが、どのように音楽ビデオディレクションのノウハウを共有しているのか、またローカルなコミュニティにとってなぜこのメディアが重要なのか、そしてどのように革新的なスタイルを打ち立てているのかについて伺う。

Tiga:インディペンデントなレコード・レーベルを運営する秘訣

レコードレーベルにとって、長寿というのは簡単に達成できるものではないが、中にはこれを達成し、ダンスミュージックのカルチャーに深く軌跡を刻んだインディペンデント系レーベルも複数ある。1998年に活動をスタートしたプロデューサーにして、DJ兼レーベルオーナーでもあるカナダ出身のTigaは、自身が運営する「Turbo」レーベルをダンスミュージック界でも最も影響力のあるレーベルとして確立させた。ここでは「Turbo」がどのように始まり、これまでにどのような挫折や栄光に直面してきたのか、そして現在も前進的なレコードレーベルとしてあり続けている理由をを紹介していきたい。

Day 3
夜の部

Tiga
Takkyu Ishino
YJY (Young Juvenile Youth)
MARS89

Tiga

カナダのビッグネームDJ/プロデューサーのTigaは、驚くべき速度で進化と革新を重ね、この20年近くの間で我々に音楽とコメディの才能を披露してきた。その非常にスキルが高く、人気を誇る音楽的なアウトプットは、常にファンをドキドキさせてきた。自身が運営するレコードレーベル「Turbo Recordings」を通して、近い将来世界的に活躍するであろうアーティストたちを紹介するにせよ、自身のシルキーでハスキーなボーカルでリスナーを魅了するにせよ、Tiga James Sontagはいつも絶好調だ。

石野卓球(Takkyu Ishino)

日本のテクノ界を牽引する石野卓球は、1995年に初のソロ・アルバム『DOVELOVES DUB』をリリースするもっと前、1989年にピエール瀧らと共に電気グルーヴを結成し、本格的にDJキャリアをスタート。1997年にはヨーロッパに焦点をあて、海外でのキャリアもスタート。1998年に「Final Fathering」に出演し、その後、150万人が訪れたべルリンで開催された世界最大のテクノ音楽祭「Love Parade」にも出演を果たした。1999年から2013年までは、1万人を動員した日本最大の屋内型レイブ「WIRE」を主催し、精力的に海外のDJやアーティストを日本のクラウドに紹介した。2016年の8月には、6年ぶりのソロ・アルバム『LUNATIQUE』を、2017年12月には『ACID TEKNO DISKO BEATz』を、そして2018年1月には『Takkyu Ishino Works 1983-2017』をリリースした。現在も達人の域に達したDJ/プロデューサー/リミキサーとして活躍中。

Young Juvenile Youth

Young Juvenile Youthはボーカリストの、ゆう姫とエレクトロニックを中心としたサウンドプロデューサーJEMAPURからなる日本人デュオ。2012年に活動をスタートして以来、ライトタッチでクラブ向けなアンダーグラウンドスタイルの楽曲を手がけ、”現在の日本で音楽的に不足している部分を埋める”ことを目標に活動を繰り広げている。これまでにリリースされたアルバム『Animation』や、『MIRROR』を通して、「革新的な東京サウンドの始発駅」とも形容されるほど、独自に新境地を開拓中。

Mars89

東京を拠点に活動する注目のDJ/プロデューサーのMars89は、大胆なミキシングスタイルを特徴とするクラブミュージックのエクスペリメンタリストの1人だ。2016年に『East End Chaos』と題されたカセットテープと雑誌のバンドルからスタートした彼のサウンドは、すぐにブリストル発の実験的ダブレーベル「Bokeh Versions」の目に止まり、同レーベルから最初の2枚のEP、『Lucid Dream』と『End Of Death』を出した後、Mars89は映画音楽にも挑戦。またつい最近は、オリジナルの楽曲が、ルイ・ヴィトン2019年秋冬のメンズ・コレクションの広告に採用されただけでなく、日本の現代アーティスト田名網敬一のドキュメンタリー映像の挿入曲にも抜擢された。ちなみに、ブリストル発のインターネットラジオ「Noods Radio」では自身のプログラムを持つ。

BUDXTOKYO イベント日時

8/29:OPEN 18:00 CLOSE 22:00
8/30:OPEN 18:00 CLOSE 22:00
8/31:OPEN 14:30 CLOSE 22:00

アクセス:
CROSS DOCK HALL HARUMI
〒104-0053 東京都中央区晴海4-7-4

電車でお越しの方:
地下鉄大江戸線「勝どき」A3b出口徒歩13分

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